サッカーとはコンディションとメンタルの状況がポイントのスポーツ
世界中には様々なスポーツ競技がありますが、ゴルフやeスポーツ、または野球の打撃専門選手(DH選手)と比較してサッカーは運動量が激しいスポーツです。そのため、体のあらゆる筋肉をフル稼働させる事になり、すべての骨や関節が痛みなく動いてくれるような最高のコンディションでないとトップ選手もいいプレーができません。
世界的な選手であってもケガを抱えながらプレーをしているとまったく活躍できずに試合途中で他の選手に替えられてしまうような事が起こります。また全員のメンタルが充実している事も重要で、個人スポーツではないため一人でもモチベーションの低い状態でプレーしている選手がいると大きく足を引っ張る可能性があります。それがチーム内の大黒柱であるとすると直接的に試合の勝敗に影響するため、監督はエースのメンタル状態が悪い時は思い切ってスタメンから外す事も考えなくてはなりません。
その他、個人スポーツにおいてはジャイアントキリングはなかなか起こるものではありません。しかし、プレー人数が多いサッカーの世界では全員のモチベーションが高い時は、相乗効果の凄さによって弱いチームが強いチームを倒す事がよく起こります。全員の高い地元愛や使命感がシーズンを通じて良い結果につながる事もよくあります。
例えば2011年の震災後に地元を勇気づけるために全員がモチベーション高く戦ったベガルタ仙台は2011年にリーグ4位、翌年にはリーグ2位という突出した好成績を収めました。